BASEの予約販売Appを使い、受注販売をする方法
予約販売Appで、消費者にもわかりやすく受注販売をご案内できます。
投稿日:
クリエイティブなノベルティをつくるサイト
こんにちは、ささきや商店です。
作り手、売り手の視点にたった受注販売はメリットだらけですが、買い手(消費者)目線ではデメリットの多い受注販売。この記事では、買い手が優位に立つにはどう考えて買ったら良いのかを解説していきます。
こんな方におすすめです。
ラインナップはこちら
大まかな流れは、こちら↓
①試作品をつくる
まずは企画をして、実物を確かめます。
②試作品を売る
実物を撮影して、販売します。
③注文する
主に通販で。一定期間販売して、消費者は商品を注文します。
④作って送る
注文数をつくり、できたら送ります。
ポイントは2つ
通常販売は物をつくってから売りますが、受注販売は物を売ってからつくります。
服で例えると、ユニクロやしまむらは、物を作ってからつくりますが、オーダーメイドのスーツ屋は、物を売ってからつくります。
お金をもらう前につくるか後でつくるか、その差です。
受注販売は、買い手に良い点が少ないため、先にデメリットを解説します。
通販に共通して言えることですが、実物は見れません。
SuzuriやBoothのような画像をアップロードして、売れたらプリントをする受注方式もあります。
売り手側には都合の良い商売ですが、画像だけで購入判断をする買い手には不都合な商売です。
受注販売の方法は、主に通販です。送料込み、〇〇円以上送料無料というサービスもありますが、買うときは大体1点です。結果、送料を負担するケースが多いです。
「受注製品は1点物のため返品交換はできません。」という御触書をよく見ます。
なぜ実物を見ていないのに返品交換ができないのか?
クーリング・オフの制度は、訪問販売など売り手がやってきて買ってしまった場合に適用され、買い手が自らの意思で買った物は適用されません。
売り手と交渉するしかないのですが、返品不可と先出しされている物には、よほどの理由がない限り、返品ができません。
結果、「やっぱりいらなかった..。」が通用せず、フリマアプリで売るしかないのです。
3点のデメリットをふまえ、買う時に考えたいメリットです。
オリジナルグッズをつくるとき、最小生産数という壁があります。
最近はオリジナルプリントjp+BASE、Booth、Suzuriが登場して、初期クリエイターが1個から注文販売ができるようになり、この問題はクリアできましたが、そもそも、物販収入は1アイテム100個を越えてきてから安定するようになります。
300個からできることが増え、500個から形をオリジナルにできるものが増え、1000個を超えると、大体なんでもできます。
つまり、ファンが多いほど、クリエイターも物販でやれることが増えます。
そうなったときに「私が古参のファンよ!」と、いえます(それがいいかどうかは別として..笑)
クリエイターが自由な発想で仕事ができるならば、ファンにとっては喜ばしいことです。
応援はしたいが、自分も良い思いをしたい。そんな時は、グッズの付加価値を考えてみてください。
受注販売は、限定販売です。追加受注をする場合もありますが、その場でしか買えないことが多いです。
例えば、古株の客が「俺は昔から追いかけてたぜっ!!」と初期Tシャツを着てアピールしたいことはよくあることで、数年後、クリエイターが人気になったとしたら、初期グッズの価値は上がります。
つまり、自分が要らなくなった時に販売すると、利益が出る確率も上がります。
個人的には、クリエイターグッズは、アートビジネスと同じ、一種の投資と思っています。
フリマアプリ等で高額取引される結果、クリエイターのブランド価値も上がります。
転売が嫌いなクリエイターもいますし、個々の考え方にもよりますが、少なからず海外のハイブランドは、この手のイメージ戦略ロードマップづくりが上手です。
(下手にやりすぎると、銭ゲバに見えてよくないですからね、、。)
好きで買うことは良いことですが、もし購入を後悔した過去があるならば、
を考えて購入検討してみてください。
物が売れない昨今では、在庫を持てない企業も増え、受注販売は今後も増えると思います。
売り手は、そのメリットの多さに、買い手のデメリットを理解しないままに「受注!受注!」と販売する方も多いので、前のめりな販売を見かけたら、一旦、間を置いてみましょう。
私が何か購入するときは、買わなければならない物以外、3回考えるようにしています。
合わせてどうぞ!
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投稿日:2020/04/10
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