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【ブランドデザイナーの道】デザインソフトを扱えるとできること

               

起業、副業、お小遣い..。
その策のひとつとしてデザイン作成があります。
と、早々に、お金や仕事の野暮な話はさておき..。

デザイン制作は、発想の具体化、在宅の片手間、ボケ防止と、お子様からお年寄りまで、老若男女多岐に渡り楽しむことができます。
まずはデザイン作りを楽しみたい、その一環で、販売してみたり、誰かのアイデアを形にしてみたい。
そんな方向けに記事連載しています。


【ブランドデザイナーの道】


と題して、まずはデザインソフトを扱えるとどんなことができるようになるのか?について、解説します。


世界共通のデザインソフトと使い道

デザインソフトといえば、アメリカのAdobe社。
デザイン業のインフラになっていて、世界中の人と同じ形式データでやりとりができるようになります(言葉は要らない)


一括りにデザインといってもいろいろなデザインがあるので、Adobeのソフト共々ざっと説明します。

Illustrator(イラストレーター、イラレ)


ロゴやベクター素材の作成をします。ベクターとは、ざっくり、拡大縮小してもokな素材のことで、イラレで作った物は、以下、すべてのソフトで使います。

Photoshop(フォトショップ、フォトショ)


画像加工や合成、そもそものお絵描きをします。
イラレと合わせたAdobeの2トップ。
例えば、Webページの素材一つにしてもフォトショで作ったり、業務では一番使います。

Lightroom(ライトルーム)


フォトショが画像加工に対して、ライトルームは写真管理と編集をします。スマホでよくあるような修正と同じようなもの。
私的にはフォトショでできるので使わないのですが、一枚写真を加工するカメラマンが使うソフトです。

XD(エックスディー)


Webページの仮組みデザインを作ります。
Webページといっても一概にデスクトップ、タブレット、スマホなど画面サイズによって、見え方を変えなければなりません。
例えば、
「配置画像は幅〇〇px高さ〇〇pxで作りましょう」
「余白(padding,margin)はこのくらいにしましょう。」
事前にレイアウトを組み、数値化することが目的です。二度手間が減り、チーム開発が捗ります。

Indesign(インデザイン)


雑誌デザイン用。
普段見ている雑誌も、各ページそれぞれ、デザインを考えて作っています。
そのためのデザインテンプレートを用意しているので、メモ帳で作った原稿(文字)、フォトショで作った写真(画像)をはめ込んでいく作業をします。

Dreamweaver(ドリームウィーバー)


Webページを作成します。
2000年代は使っている人が多かったのですが、今はAtomやVisualStudioCodeなどそもそもの開発ツールがあり、デザイン自体が、BootstrapのようなWEBフレームワークで事足りるので、わざわざデザイン専用で使うこともない場面も多いです。
Adobeに慣れていて、かつ、見た目重視の企業案件では良いかもしれません。

Premiere(プレミア)


動画編集用。簡易版のRushとプロ向けのproがあります。
youtuberになりたいなら、proを覚えておくと◎。仮にyoutuberとして花が咲かなくても、映像の仕事にも繋がります。
グラフィックデザイナーに比べ、映像デザイナーはまだまだ少ないのでおすすめです。

After Effect(アフターエフェクト)


動画の素材作成用。プレミアが動画編集に対して、アフターエフェクトは効果を作るほうです。
例えば、「ファイヤー!」と手を前に出す動画を撮ったとして、手から炎を出す演出をしたいとします。炎の素材をアフターエフェクトで作り、プレミアで動画に合成します。
面白い動画投稿をしたければ、必須◎。


その他、プレゼン用のDimention、アニメーション用のAnimateなどありますが、代表的なソフトは上記8つです。
細かいところは本家サイトをご参照ください。


どのソフトから覚えるか?

アート(趣味)の始まりは各々ですが、デザイン(業務)の始まりはイラレです。
アートは感性ですが、デザインは理論です。
なので、独断と偏見なので失礼になってはしまうところですが、遊びならフォトショ、仕事ならイラレから入っている方が多いイメージです。

イラレから始めるメリット

イラレの制作方法は、デザインの土台になります。
これはデザインに限ったことではなく、例えば、プログラミング言語を覚えても、アルゴリズムの考え方がわからなければつまづきますし、小説はハコ書きなしには途中でつまづき、思いつきで仕事をしたとしても、ロジカルに考えれなければお金にはなりません。
イラレを知らずして、フォトショだけで仕事をしている人がいたとしたら、デザイン翻訳してくれる人が必要なはずです。
何事も基礎は大事。イラレは、その基礎を感覚で覚えられつつも、他ソフトにも使うソフトなのでおすすめです。

映像制作の場合
動画編集はPremiereとして、装飾テロップやアイコンはイラレで素材を作ります。

ポスター制作の場合
フォトショを使いますが、簡易チラシや名刺ならイラレで十分。
私の場合、背景画像をフォトショ、文字をイラレで使い分けます。

雑誌制作の場合
Indesignを使いますが、こちらも簡易パンフレット程度ならばイラレで十分です。
吹き出しなど、雑誌に使う素材もイラレで作ります。

そんなわけで、趣味スタートですと分かりやすいフォトショから使いがちですが、イラレから始めてみるのも、得はあっても損はないです。
(もちろん、後からスタートでも結局は同じです。)

無料で使いたい人向け

Adobeソフトは有料なので、嫌…。
イラレとフォトショには無料の互換性ソフトがあります。

イラレ→Inkscape
フォトショ→GIMP



画像や動画加工だけでいえば、Fotorのような加工ソフトもあり、スマホアプリもあります。

余談(互換性ソフトの学習時間)

私的な考えは、学習初期からイラレ、フォトショを使うことをおすすめします。
記事冒頭の通り、デザインの世界ではAdobeが共通言語です。(英語が共通言語のようなもの)


無料ソフトを覚える二度手間を考えると、初めから有料のAdobeを使うほうが学習時間的にお得です。
使い方を一度覚えてしまえば、お金に変えられる手段を得られるというところでしょうか?
この辺の初期投資についての考え方は各々ですが、せっかく有料ソフトを使うので、今後、副業や就転職に生かせるアイデアを連載形式でまとめていきます。

次項はこちら



この記事はシリーズ連載しています。


#01 デザインソフトを扱えるとできること
(↓いまここ)


#02 ロゴの基礎練習

#03 ロゴTシャツ(白)を販売する

#04 ロゴTシャツ(黒)を販売する

#05 ブランドを起業する

#06 ブランドを経営する


投稿日:2021/01/14
更新日:

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