ひとこと経営用語

ビジネスをわかったふうに

シグナリング効果

               
高い価値を見せつけると、高く見えてくるよ



2001年ノーベル経済学賞を受賞したアメリカのマイケル・スペンス博士のシグナリング理論。
マーケティング分野においては、高付加価値をつくるため、一等地に出店、有名人の起用など、自分たちの発信(シグナル)を分かりやすく表すためのブランド戦略として、使われている言葉です。


例1

新卒採用
A「良い人材を獲得したい」
B「高学歴は良い人材だろうか」
A「高学歴だから良いとは限らない」
B「とはいえ、低学歴が良いとも限らない」
A「それならば、高学歴を採用したほうが、良い人材の確率は高そう」
→そして、学歴重視になる。


ブランド戦略
A「高級路線にしたい」
B「一等地に出店しよう」
A「キャリアウーマンに使ってもらいたい」
B「その層に合う女優に広告塔になってもらおう」
→価格をあげる

考察

ひと昔で言う「カリスマ」のような感覚。
SNS時代では、やや有名な人をシグナルにして、長期視点でのマーケティングが主流です。
低価格路線のブランドは、どこかで価格をあげて行かなければならない局面があるので、その際に考えます。

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