ひとこと経営用語

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複利

               
利子が利子を生むよ



複利

お金の増えていく方法です。
元本(手持ちのお金)で得た利子を、翌年の元金に加えて、また利子を得ます。
文章では分かりづらいので、以下の図をみると分かりやすいです。
単利と比べて考えます。



複利とは
100万円の元金、年利10%としたら
1年後は
単利 ¥1,100,000
複利 ¥1,100,000
しかし、
10年後は
単利 ¥2,000,000
複利 ¥2,357,948
20年後は
単利 ¥3,000,000
複利 ¥6,115,909
と、2倍の差がでる。


考察

複利は余裕資金が前提。元金があればあるほど有利です。

72の法則でも解説していますが、裏を返すと金貸しの考え方です。
また金融側の観点では、複利商品は不利です。なぜ不利を負ってまで商品にするのか、を裏読みすることから始めてみてください。
「福利運用で儲けが伸びますよ」といううたい文句には、預け入れ期間の長い定期預金(有事にもお金が下ろせない)であったり、デメリットが仕掛けられています。
とはいえ、お金のない内に疑ぐり深くなっても仕方がないので、まずは収支をプラスにして、積み立てから始めてみることが一番です。


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