ささきや商店

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ラバーバンドをオリジナルでつくる時に考えること

               

ミュージシャンのライブグッズ、スポーツイベントのグッズ…。
すっかりイベント御用達アイテムとなったラババンですが、「いざ、作ってみよう!…どのような方法があるの?」と、思っている方、企画制作向けの記事です。
デザインサポートから製造も行っていますので、ご発注も大歓迎です。



こんな方にオススメです。

ラバーバンドを作りたい
販売・配布用の小物を作りたい
チーム用のアクセサリーを作りたい


いろいろと制作サイトはありますが、今回は私が運営する(株)英伝堂・ラバーバンド制作サイトを参考にご案内します。


12mm~25mm…幅と形をえらぶ

ラバーバンド サイズ一覧
幅は↑の6パターン。規定型(12mm~25mm)にデザインおさめるか、『変形型』といわれる自由デザイン(Free)でつくるかの二択になります。
腕周りの円周サイズは202mmです。
どの幅で作るかはデザイン次第ですが、予算から考える場合、販売価格を想定して数量と予算で考えます。


例えば、販売価格¥500想定の場合

100~400個 → 規定型
500個~ → 変形型

に、すると、原価率30%~40%となり、利益も出しやすいです。激安格安をアピールするラババン屋も、この原価感覚はさほど変わりません。(たぶん、うちは安いほうです、。)
ただし、こだわりのデザインがあるならば変形型をおすすめしています。(結局、物作りは自己満◎)

プリント・凹+色挿し…加工をえらぶ

オリジナルデザインの表現方法は、大きく分けてふたつ。

①プリントをする(プリント)
②デザインを掘り、色を注入する。(凹+色挿し)


↓①プリントがこちら
ラバーバンド プリント
元々大量生産で作られている無地ラババンへ印刷する方法です。よくある名入れプリントと同じ要領。在庫色にない色も、結局、同じ型に流し込むだけなので安いです。経年劣化でプリントが剥がれてくることがたまに傷。
ノベルティやチャリティーなど、配り物の場合は①プリントがオススメです

↓②凹+色挿しがこちら
ラバーバンド エンボス
デザインを型取りをして、凹みの部分にインクを流し込む方法です。
ブランド、アーティスト、イベント、フェスグッズなど、売り物の場合は②凹+色挿しをオススメします
インクが剥がれることもなく、長期的な満足度も含め、選びたいところです。

フルカラーデザインの場合

アニメ、CG、フォトショで作ったデザインなど、フルカラープリントが必須な場合、インクジェットプリントで対応します。白いラバーバンドに全面プリントをする行程は①と同じです。いずれのプリントはがれは、もはや、割り切ります。

微細な線デザインの場合

線幅1mm未満は凸凹加工ができないので強制的に①プリントを選びます。例えば、他グッズデザインを転用して縮小しただけの場合、データ修正案内が多いです。
デザイナーさんが付いている場合は事前共有しておくと制作もスムーズです。





カラーをえらぶ



1 デザイン部分
2 ボディ部分

Pantone ****c」で指定します。


ラババンは、ほぼ海外工場生産のため、PANTONE一択です。
(DICは紙印刷、PANTONEはグッズ印刷という認識だと◎)
「Pantone 185 C」のような、末尾「C」の色を選びます




入稿あるあるですが、モニターの色ズレは必ずありますので、もし気になる方は、PANTONEフォーミュラガイドの常備をオススメします。グッズに限らず、パントーン色指示は世界共通です。
予算を気にする場合、スターターガイドでも問題ないかと思います。
色数が多いので、ご面倒な方向けに個人的にカラーチップ色見本を用意していますすので、合わせてご利用ください。






マーブル、蓄光…オプション加工をえらぶ

さらにオリジナリティを加えるため、本体に加工をします。

人気の加工オプションは、見た目にもわかりやすいマーブル加工です。

ラババン マーブル ピンク
ラババン マーブル ブルー

画像ふたつめの青いマーブルデザインデータは、以下のようにつくられています。

配合コントロールによって、色分けもできますし、以下のような切り返しカラーもできますが、
ラババン マーブル 配合

工場へ、色だけを指定して、お任せするパターンが多いです。
色の混ぜ合わせ方、色数は各サービスに問い合わせてみてください。





昼夜をまたぐイベントであれば、
蓄光プリント(インクが光る)
蓄光ラバーバンド




グローバンド(本体が光る)
光るラバーバンド




蓄光グロー両方使いもok。太陽光を吸収して発光するため、災害・防災向けの簡易用品としてもおすすめ◎。
他、例えば、ラメを入れたり、ボタンで取り外しができるようにしたりと、表現方法は様々です。


デザインをつくる

イラレで作ります。
↓規定型はこちら


↓変形型はこちらをご参考ください。

イラレが使えない、デザインが面倒…という方は、私を頼ってください^^


袋入れ指定を忘れずに

配り物は100個単位にまとめても良いですが、売り物は個別包装をおすすめします。
特に、通販発送がある場合は必須です。
通販倉庫を使う場合、バーコード貼りのために個別包装以外受け付けない場合も多いです。
また、私の製造サービスでは、個別包装はサービス料に入れていますが、業者によっては、「+**円」というところもあります。
(というか、製品単価は安く見せて、オプションや送料など見えづらい部分で単価を上乗せする手法は業者あるあるなので、値段が気になる方は先に聞いておくと◎)

納期の目安

デザインのやりとりを考えるならば、1ヶ月前の制作スタートが理想的

デザイン期間 1週間
量産 2~3週間

試作は+2週間です。
ざっと
1ヶ月半前 試作確認→量産
1ヶ月前 試作画像確認→量産
3週間前 試作確認なし→量産

です。


ラババンの製造地はほぼ中国です。中国にも、元旦GWのような大型連休があり、『9月10月』『2月』です。休み前後は一切のメールもシャットアウトなので、一昔前の日本のような「いいから休日返上で作れよ!」的な圧をかけることさえもできません(日本でも最近はほとんどいない。)
ですが、私の提携する工場のように、量産日程がハマれば通常納期以上に速く生産できるところもあります。納期指定がある場合、事前にお知らせいただけると調整可能です。

余談

幅は自由です

記事の規格外ですが、↓細いラババンもできます。

真っ先に「値段いくらですか?」と聞く方向けに、サイズと価格を固定をしているだけで、実際は、細くも太くもできます。
円周202mmを変え、フィンガーバンド(指)、フットバンド(足首)、ヘッドバンド(頭)もできますし、キッズ向けに190mmで作られる方もいます。
私的には、何かつくりたいものをご相談いただけると楽しいので、この手のご相談は大歓迎です。

低価格グッズの良いところ

イベントグッズといえば、Tシャツ・タオルが定番。しかし、現在は趣味嗜好も多様化しているため、お客さんの予算も限られます。
そのため、販売価格3桁台のグッズは、買いやすくお客さんに優しいグッズです。
儲けたいという観点では、高額商品グッズは切っても切り離せないですが、広く普及したいという広告的な観点では、¥500~600で販売できるラバーバンドから作ってみるのも、オススメです。



制作をご検討の方向け
価格納期のまとめです

ラバーバンド制作特集

 



15個~チーム制作のご案内
近頃は、結婚式の余興案件、ダンサーのチーム、大学のサークル、学校に作っていただいたりと、小ロットの制作についてご相談いただいています。




そもそものお話

ラババンに飽きている方はこちら

投稿日:2018/10/05
更新日:

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