キャッシュフロー計算書 CF

営業キャッシュフロー（営業CF）

営業で稼いだ現金。
本業の良し悪しがわかる。
プラスなら現金がある＝順調。
マイナスなら現金がない＝苦しい。

投資キャッシュフロー（投資CF）

株や債券、固定資産の売買での現金。
設備投資も固定資産のため、マイナスの場合もあり。
プラスは、設備投資に対し、株や債券の投資が上回る時。

財務キャッシュフロー（財務CF）

お金の不足分の現金流れ。
借入金の支払い、株主配当、自社株買いをしていくとマイナス。
借入金の受取、社債を発行していくとプラス。

キャッシュフローの関係性の例

本業しっかり
本業順調により営業CFプラス。設備投資による投資CFマイナス、借入金返済による財務CFマイナスは、本業で補っている形。


投資でつなぐ
設備投資がかさんだ分投資CFマイナスを本業と借入金で補った形。
来期は本業で補えると◎


いのちを大事に
本業苦境により営業CFマイナス。固定資産を売ったり、借入金を増やして補填している形。
本業が伸びないと厳しい。

考察

損益計算書で利益を見て、貸借対照表で資産を見て、キャッシュフロー計算書は現金の入出金を見ます。前者２つの確認事項のような書類です。
仮に利益が出ていても、取引先がお金を払わないなど現金不足に陥ることもあり、見逃さないために３点確認をします。