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公社債の利札

               
国債や地方債、社債の利息を受け取る時に使うチケットだよ



公社債の利札

国が発行すると国債(公債)
地方公共団体が発行すると地方債(公債)
企業が発行すると社債
3つ合わせて、公社債です。
国や企業が「お金貸して」と言うので、お金を貸します。
お金を貸す代わりに券をもらいます。
これを証券と言い、昔の券は紙ではなくお札(フダ)。
利益のあるお札=利札です。



社債の利札10000円分が利払い日になった。

借方 貸方
現金 10,000 有価証券利息 10,000


考察

社債利息は借りた側、有価証券利息は貸した側。利払いが到来すれば、利札は現金で処理。
と処理するのはさておき、、。
証券が電子化している現代は、『紙の券』すらイメージしづらいところ、『札(フダ)?なにそれ?』と、さらにイメージしづらいものです。
複式簿記は明治時代から広まっているので、
明治→お札
昭和→紙の券
平成→電子チケット
な感覚です。

投稿日:2020/01/24
更新日:

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