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チームウェアで使う、ナンバリングプリントの考え方

               

スポーツチームあるあるの背番号。プリントをするためにざっくり2つの方法があります。


こんな方におすすめです。

チームウェアを作りたい。
ナンバリングをしたい。
受注販売でナンバリングウェアを作りたい。


2つの方法

今回はチームということで10枚〜で作る前提のお話です。
まずは、スポーツ系の部活動をしていた方なら大体がこちら↓

転写

ナンバリング転写プリント
転写はいわゆるステッカー。あらかじめ数字のステッカーがあり、無地の生地に貼り付けています。


続いて、

インクジェット

ナンバリングインクジェットプリント
貼り付けではなく、生地そのものにプリントしています。


↓拡大比較
背番号インクジェットプリント
背番号インクジェットプリント
ウェアはメッシュ生地で、オレンジは貼り付けているのでメッシュが見えませんが、ネイビーは見えます。

プリントの選び方

先に作り方の違いを知っておくと、より便利◎

①転写:無地生地を縫製→プリント
②インクジェット:白生地にプリント→縫製

一見、なんてことない差ですが、ここで、製造の話をすると、『大量生産ほど安い』ということ。
つまり、①は大量の無地Tシャツと大量のステッカーを量産しているので、安いです。②は白生地こそ大量ですが、プリントから縫製の行程は少量です。


この前提を踏まえて、

価値のある商品をつくりたい

断然②インクジェット。生地そのものにプリントがされている=この世に1つのオリジナルです。
とはいえ、量産品の①転写に比べ、高価。安さと速さを犠牲にもします。

納期で考える

①転写は1週間程度で納品できる(はず)。②インクジェットは縫製時間もあるので3〜4週間です。この手の案件は「あ、ユニフォームどうしよう!!」と直前まで忘れているので、結局①にするパターンが多いです。子供のユニフォームなら値段的にも転写が◎

追加前提で考える

日程次第です。
部活ならば新入部員用のウェアを作りますが、毎年、同じものが必要です。この場合、メーカー商品を使うほうが簡単です。なので、こだわらない限りは①転写が◎。
もちろん、インクジェットでも毎年同じウェアが作れます。納期も遅いので、事前に日程を組める方ならば、どちらでもok。一度、縫製の型さえ決まってしまえば追加は簡単です。


機能にこだわりたい

スポーツウェアなら吸水発汗は必須。メッシュやドライ系なら大体備わっているのですが、結局、スポーツメーカーのウェアのほうが機能に優れています。(というより、メーカー超えの生地を探すほうが難しい)
そのため、①転写で背番号を入れる方が無難。

転写の使いどころ

安さ、速さ、手軽さを求める時です。

既製品の種類も幅広く
ドライT



ベースボールシャツ



コーチジャケット
コーチジャケット転写プリント


他、ロンT、ジャージ上下、スウェットなど。バッグに背番号もできます。
事前にサイズ感を知っておきたい時にもサンプルがあるので安心◎

インクジェットの使いどころ

ここまでの話なら『インクジェットいいことないじゃん』となりますが、個人的にはスポーツ用途よりもイベント用途での作成をおすすめしたいです。
メリットをおさらいすると


・1枚から別々のプリントできる
・この世に1つのオリジナル



例えば、生産期間を長くとれる受注販売のアイテムに向いています。
↓サッカーシャツのご参考


前プリントはブランドロゴ、背プリントはあなたの好きな名前と数字を選べます、、的な。
ファンにとっては価値あるグッズになります。


スタッフウェアでイベント要素を深めたい時にもおすすめ。
納期に時間がある時は検討してみてください。

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