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海外から送金してもらう方法

               

海外からOEM発注いただくケースを想定して、送金方法について検討しました。

大手中堅企業ならば銀行送金で担保を取ろうとする動きになりそうですが、中小規模間の取引なら極論ビットコインでも良い気がしています。

事実、この10年で私の取引相手の中国・ベトナム企業もWise等を支払い方法に導入しています。

(過去にクレジットカード支払いを導入していたそうですが、欧米取引でカード決済が下りずに揉めたこともあったそう)

弊社の場合、昔ながらの銀行送金をしていますし、業者側で日本口座を開設していたりもするので、気にすることもなかったのですが、今回、海外からのOEMを想定して決済方法を見直すことにしました。

 

こんな方におすすめです。

・海外在住者とのお金のやり取りをしている

・事業間のやりとりをスムーズにしたい

・海外在住者との送金手段を比較したい

 

 

 

一覧

1. 銀行送金(SWIFT送金)

概要: 海外の銀行から日本の銀行口座へ送金する方法。
手数料: 銀行によって異なり、通常 2,000〜5,000円程度(送金銀行・受取銀行・中継銀行の手数料が発生)。
着金までの時間: 2〜5営業日
メリット: 信頼性が高く、大口送金にも向いている。
デメリット: 手数料が高く、手続きが煩雑なことがある。

対応銀行(一例):

  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行 など

2. Wise(旧: TransferWise)

概要: 銀行よりも安い手数料で送金できるフィンテックサービス。
手数料: 銀行送金より安い(1,000円前後)
着金までの時間: 1〜2営業日(早ければ数時間以内)
メリット:

  • 銀行送金より 手数料が安く、為替レートが良い
  • 送金手続きがオンラインで完結
    デメリット:
  • 大口送金には向かない(送金上限がある場合あり)
  • 送金元の国によっては対応していない

3. PayPal

概要: 海外の個人や企業から、メールアドレス経由で送金できる。
手数料: 受取時に3〜5%の手数料が発生
着金までの時間: 即時〜1営業日
メリット:

  • 即時送金可能で、海外取引に慣れている人なら便利
  • クレジットカード経由でも送金できる
    デメリット:
  • 手数料が高め(3〜5%)
  • 銀行口座へ出金するとさらに手数料がかかる

4. Western Union(ウエスタンユニオン)

概要: 海外の送金サービスで、日本国内の指定場所で現金を受け取れる。
手数料: 送金者側が負担(送金額に応じて変動)
着金までの時間: 即時〜1営業日
メリット:

  • 銀行口座がなくても受け取れる
  • 現金で即日受け取れる
    デメリット:
  • 為替レートが銀行より悪い
  • 受取場所に行く必要がある

受取可能場所:

  • セブン銀行ATM
  • みずほ銀行
  • ローソン銀行ATM
  • ファミリーマートのFamiポート など

5. MoneyGram(マネーグラム)

概要: Western Unionと同じようなサービス。
手数料: 送金者側が負担
着金までの時間: 即時〜1営業日
メリット:

  • 即時送金が可能
  • 受取場所が多い(ローソン銀行やイオン銀行など)
    デメリット:
  • 手数料と為替レートがあまり良くない

6. 暗号資産(仮想通貨)

概要: ビットコイン(BTC)やUSDT(テザー)などの仮想通貨で送金し、受取側が日本円に換金する方法。
手数料: ほぼゼロ〜数百円程度(ネットワーク手数料のみ)
着金までの時間: 数分〜1時間程度(ブロックチェーンの処理速度による)
メリット:

  • 最も速く、手数料が安い
  • 銀行を介さず送金できる
    デメリット:
  • 仮想通貨の知識が必要
  • 日本円に換金する手続きが必要(取引所を利用する)

利用可能な取引所:

  • bitFlyer
  • Coincheck
  • Binance(海外) など

7. Revolut(レボリュート)

概要: 海外の銀行口座から日本のRevolut口座へ送金できる。
手数料: 為替レートは良いが、無料プランは手数料がかかる場合あり。
着金までの時間: 即時〜1営業日
メリット:

  • 安い手数料で送金可能
  • 為替レートが良い
    デメリット:
  • 送金国によっては対応していない
  • 送金額の上限がある

どの方法を選ぶべきか?(おすすめの選び方)

方法 手数料 着金時間 送金額の目安 使いやすさ 口座の有無
銀行送金 高め 2〜5日 10万円以上 必要
Wise 安い 1〜2日 5万〜50万円 必要
PayPal 高い 即時〜1日 5万円以下 必要
Western Union 送金者負担 即時〜1日 10万円以下 不要
MoneyGram 送金者負担 即時〜1日 10万円以下 不要
仮想通貨 最安 数分〜1時間 金額自由 取引所必要
Revolut 安い 即時〜1日 10万円以下 必要

結論

  • 大口送金(10万円以上)銀行送金 or Wise
  • 小口送金(10万円以下)PayPal or Wise
  • 即時送金(すぐに受け取りたい)Western Union or MoneyGram
  • 手数料を抑えたいWise or 仮想通貨
  • 銀行口座を持っていないWestern Union or MoneyGram

一番のおすすめは「Wise」
→ 手数料が安く、為替レートも良いため、多くのケースで最適。

すぐに受け取りたいなら「Western Union」
→ 受け取り場所が近くにあれば便利。

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