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透明系ブラシとインクジェットプリントの見え方

               

Tシャツデザインはフォトショ=>インクジェットプリントですが、よくある透明系ブラシを使って実際どうプリントが表現されるか?と、対策の考え方です。


こんな方におすすめです。

グラフィックデザインをそのままグッズにしたい。
透明系のブラシを使っている。
あくまでも予算は気にしたい。


透明系ブラシとは

大体、不透明度30~70%のブラシのことですが、よくある素材でいうと、

透明ブラシ煙

透明ブラシ雲

透明ブラシ雷
的なブラシです。


無料有料問わずブラシはあって、ポスターやウェブ素材などでは使う機会も多いかと思います。グッズというか物は特色指定が多いので、ここで足踏みする方もいるはず。そんな煩わしさを解消するためにインクジェット系グッズなのですが、では実際どう表現できるか?を知っておきます。

インクジェットプリントの解説はこちら



白T黒Tの見え方

百聞は一見にしかずということで、↓こちら
インクジェットプリント見え方比較1


こちらのデザインは文字の外枠が光る雰囲気。データは、透明度60%、シャドウと光彩でエフェクトをかけています。
そんなデザインをプリントした白Tシャツが↓こちら
インクジェットプリント白Tシャツ


黒Tシャツが↓こちら
インクジェットプリント黒Tシャツ
(上のリンク先の解説の通り、白を引いてからプリント)


もう一度、↓比較
インクジェットプリント見え方比較1


正直、データ通りの透明感は出せません。ですが、表現はできています。
良しとするか否かは、デザイナーさん次第ですが、『どうして私の世界が表現できないのっ..!!』と技術表現の限界に文句を言っても仕方がないので、それならば発想転換をします。

透明を使わない

デザインの先にグッズ化があるなら透明を使わないという選択です。と言うと、本末転倒なので『透明部分を外せるようにする』デザインの作り方をしておきます。
フォトショでいえば、「ロゴ」「透明部分」にレイヤー分けをします。

ハーフトーンを使う

インクジェットプリント→シルクプリントに変えやすいテクですが、シルクプリントの版はそもそもメッシュなので、ハーフトーンブラシは相性◎
予算減にも役立ちます。

考え方

自分一人のアートデザインならば、感性赴くままに作って良いですが、仕事の提案では代替案を常に備えておくと、お客さんに優しいです。
特にクライアント側は予算を気にする方が多いので、予算代替のハーフトーンでも対応できるデザインで初めから考えられると◎。先に技術表現を知っておくと提案もしやすくなります。

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