ロゴづくりの基礎練習#15
花びらを回転させて、一輪の花を咲かせます。
こんな方におすすめです。
変形効果を使いたい
ブラシツールを使いたい
完成画像

花びらの作成
まずは1枚
まずは楕円形ツールで

正円を2つ。
↓ちょっぴり重ねておきます。

2つの正円をざっくり透明にしておいて、

↓重なりを確認。

2つの正円を選択した状態で、
「パスファインダー」>「交差」

重ねた部分で花びらができました。

(重ねを調整すると、花びらの大きさも調整できます)
花びらを増やす
花びらを選択して、
「効果」>「パスの変形」>「変形」

回転軸:中央下
コピー:8
花ができました。

この状態で、花を選択すると、回転前の1枚の花びらしか選択できないので、

「オブジェクト」>「アピアランスの分割」

花びらを全て選択できるようになりました。

グループ解除して、

必要のない花びらを削除して、色を整えます。

半透明にする
「ウィンドウ」>「透明」
不透明度30度

重なっている部分だけ少し濃い色に。

各花びらの不透明度を調整します。

色を整えて、ざっくり回転して、花は完成です。

枝の作成
ブラシツールで

カリグラフィブラシを選択

しゅっっと書いて、

枝のパスをアウトラインします。
「オブジェクト」>「パス」>「パスのアウトライン」

オブジェクトになったので、

ダイレクト選択ツールを使って、雑に書いた枝を整えます。

文字はお好みで、完成

余談
今回、透明とブラシを使いましたが、正直、ロゴづくり観点では雑です。
私的には、透明ロゴは非推奨です。
というのも仮に
「背景は黒で」
とクライアントに言われたら、
①透明化していると↓こうなります。

②パスファインダー分割していると↓こんな感じ。

①は環境依存しますが、②はどんな環境でも同色です。
↓柄にしてみるとわかりやすいです。

印刷物のみの使用なら透明化はokですが、グッズやペンキ看板など、特色指定をする場面では使えず、用途幅が減ります。
どこでも使いたいからロゴを作るのに、使用幅が狭いのは結構痛いです。
これからロゴを作りたい人は、このへんまで考えられると◎ですし、誰かにロゴを作る場合は、依頼者がどういう意図で使いたいかまで考えて作れると◎です。
例えば、デジタル化の現代ではそもそも特色要らずですし、この辺の考え方は各々であり、場面によります。
前回#14
その他、ロゴ制作の基礎練をする




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