インクジェットTシャツ デザインデータの作り方

インクジェットTシャツ デザインをつくる

インクジェットプリント=フルカラープリント。どんなデザインでもプリントできます。
Tシャツプリントといえば「シルクスクリーンプリント」が定番ですが、昨今は「インクジェットでも良いのでは?」というほど、技術進歩が目覚ましいです。


この記事は、こんな方にオススメです。

Photoshopでデザインを作っている。
少量生産(〜20枚)。
細かい色指定は面倒。


デザインサイズ

Tシャツのインクジェットプリントは、ひらたく言うと、紙のプリントと同じです。A5〜A3で作ります。
イラレまたはフォトショの新規作成時に、サイズ指定をします。

<a rel=Tシャツ インクジェットプリント デザイン 作り方” width=”298″ height=”260″ class=”alignnone size-full wp-image-1552″ />

サイズ 幅x高さ(mm)
A5 148×210(mm)
B5 182×257(mm)
A4 210×297(mm)
B4 257×364(mm)
A3 297×420(mm)



Tシャツサイズに落とし込むとこんな感じ。
インクジェット<a rel=Tシャツ プリントサイズ” width=”450″ height=”450″ class=”alignnone size-full wp-image-1554″ srcset=”https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/1tee_size.jpg 450w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/1tee_size-150×150.jpg 150w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/1tee_size-300×300.jpg 300w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/1tee_size-100×100.jpg 100w” sizes=”(max-width: 450px) 100vw, 450px” />

総柄TもインクジェットTで作りますが、行程が違うため、割愛します。


白Teeと黒Tee

先ほどの通り、紙のプリンターと同じ。ということは、黒生地にインクがのりません。
仮にプリントすると、
白Tならば、

インクジェット<a rel=Tシャツ” width=”700″ height=”700″ class=”alignnone size-large wp-image-1555″ srcset=”https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/InkjetTee2-1024×1024.jpg 1024w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/InkjetTee2-150×150.jpg 150w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/InkjetTee2-300×300.jpg 300w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/InkjetTee2-768×768.jpg 768w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/InkjetTee2-100×100.jpg 100w, https://sassamahha.me/wp-content/uploads/2020/02/InkjetTee2.jpg 1100w” sizes=”(max-width: 700px) 100vw, 700px” />
黒Tならば、
インクジェットプリント 白引きなし


この問題を解決するために、白(淡色)Tシャツ以外は、一度白インクを引きます。(白引き)
これを、ホワイトインクジェットプリントと言います。インクジェットプリント 白引き


白インクを引いた後、カラーインクをプリントします。
白引きインクジェットプリント 
(とはいえ、各社によって呼び名が異なるので「あー、白を敷くのね、くらいで覚えておくとok」)

Tシャツに限らず、赤や青、紺Tシャツも同じくホワイトインクジェットを使います。
フォトショでデザインをつくっている方は、デザインレイヤーを「乗算(100%)」に変えてみてください。プリントのイメージが湧きます。
また、プリントは薄い色に対して、濃い色がのるので、薄い色のTシャツならば、白引きする必要がないです。例えば、

黄Tee黒紺プリント→白引きなし
赤Tee白プリント→白引き必要

という感じです。
ホワイトインクジェットは、

①白プリント
②フルカラープリント

と二度の行程をふむので、プリント代x2と予算高になります。
予算内デザインをするときは、制作側の気持ちを考えてデザインができると○。また、白引きができるプリント屋も限られる(というか、上手下手がある)ので、繁忙期は納期に余裕を持つと◎です。


データの入稿方法

フォトショデータをそのまま送るだけです。
インクジェットプリントデータは、シルクプリントデータより簡単で、極論、JPGでも対応できます。
色の出方は、工場というか、プリンター技術の問題です。色重視ならばシルクプリントのほうが精度は高いです。工場側にも様々な表現技術があります。

考察とアドバイス

はじめに記載の通り、一昔前のインクジェットプリントとは比べ物にならない現代です。
100枚程度なら、シルクorインクジェットの選択ができますが、駆け出しのコンテンツで「利益より着てもらいたい」という考え方なら、迷わずインクジェットで良いと思います。
判断基準は、デザインもそうですが、在庫リスクをどう考えるか?も大事です。
私もTシャツ販売をしていますが、プリント製法よりデザインに全振りして、インクジェットTシャツ、1枚売り受注生産方式を取っています。

もうひとつのデザイン方法



ボディを決めるなら



つくったデザインで物販販売をしたいなら

Jun Sasaki

ソロアントレプレナー。◎MD企画屋 ◯グッズ設計屋 ▲AI 遊び人 △教養メディア屋 ★未来作家| 13年目のひとり法人、㍿英伝堂 代表|だいたいXにいます。
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