【フォトショ】服の色を変える方法

フォトショップの『レンズフィルター』機能を使って、カラバリを増やします。
ひとえに「服の色を変える」と言っても、色々なシーンはあるのですが、今回はまるッと色替えするテクです。


こんな感じ↓



こんな方におすすめです。

白を色変

まずは白い生地の画像を用意。



「イメージ」＞「色調補正」＞「レンズフィルター」



色はさておき、適用量を100%にします。



残念。Jpg画像だったので、背景が白に。



ということで、背景を抜きます。
Tシャツが濃色だったら自動選択ツールで簡単に抜けるのですが、今回は白Tee。自動選択で背景白を選択すると、Tシャツまで選択範囲になるので…。
マグネット選択ツールを使います。



Tシャツ枠に沿って、マウスを動かします（根性）



選択範囲を反転



背景の白のみ選択されたので、




消しゴムツールでゴシゴシと。
先ほどと同じようにレンズフィルターをかけると、Tシャツに色がつきました。

タグ残し

この画像だけでは「タグ」も色が変わります。イメージ画としては正確ではないので、タグだけ色を変えないでおきます。
先ほどのように、マグネット選択ツールで、タグを拾って、



command+Jで選択範囲だけコピペ
こんな感じで↓



新しいレイヤーができるので、「tag」レイヤーとでもしておきます。

（余談。先ほどのTシャツ、選択範囲の反転から消しゴムでしたが、この行程も、実はcommand+Jで済みます（楽））

Tシャツをコピペ&レンズフィルター

「tag」レイヤーを上に置いて、下にある白Teeをコピペ。



あとは先ほどのレンズフィルターで自由に色替えして完成です。

Tシャツに影をつける

ちょっと立体感が欲しい…。というときは、影をつけます。
白Teeレイヤーをコピペして、「shadow」としておき、
「レイヤー」＞「レイヤースタイル」＞「ドロップシャドウ」



お好みですが、こんな感じ↓

で、真下に影が付きます。

使いどころ

私的には、企画提案時のイメージ画像作成、試作なし通販画像で使います。
服を扱っていると、通販画像の色調補正はよくあることです。レンズフィルターは極論変更でもあるので、いくつか方法を知っておくと便利◎
白素材以外にもむりくり色補正はできるのですが、白ベースからの変更が一番綺麗です。（結局、画像補正は素材がすべて）

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