ひとこと経営用語

ビジネスをわかったふうに

MECE ミーシー

               
すべての問題をモレなくダブりなく分解するよ



meceとは

Mutually 互いに
Exclusive 中に入れずに
Collectively まとめて
Exhauseive 余すことなく
頭文字で「MECE」。
問題解決のため、まずは分析をする時の考え方です。


大まかな流れ

問題全体を箱として

まずは問題がどこで起きたか?
次に問題がなぜ起きたか?どうして起こったか?
この辺を考えて、原因をリストアップ


1回目のリストアップ
「A」「B」「C」
3点の問題点を発見。
問題の大きさ的に
「A」>「B」>「C」


3点を箱に入れる。



しかし、さらに3点の問題点を発見。
「D」「E」「F」


合計6点のうち、3点のみを入れた今の状況は…
↓モレあり

では、6点の問題をモレなく埋めて考えてると、「B」「F」が同じ原因と発見。この状態は…
↓ダブりあり

Fを取りのぞく。


最終的に
「A」>「B」>「C」>「D」>「E」
箱を埋めると、


4つのパターン

モレなしダブりなし
モレなしダブりなし


モレなしダブりあり



モレありダブりなし



モレありダブりあり


考察

全体把握の思考法。
なんだそんなことか..と思ってしまう簡単な考え方だが、実際に整理してみると、案外できない。
しかし、シンプルでなんにでも応用がきき、習慣づけておくと仕事も勉強も楽
次から次へと問題点が出てくるたび更新し続けるので、PDCAと頭の使い方は同じだが、
エー「PDCA!PDCA!」
と、前のめりな人に
ビー「一回、MECEしとけ。」
と、冷静にさせたい時にどうぞ。
特に二度手間を繰り返すことが面倒な人におすすめです。


こちらもどうぞ。



投稿日:2020/01/20
更新日:

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