ひとこと経営用語

ビジネスをわかったふうに

LTV 顧客生涯価値

               
1人のお客さんが使ってくれるお金を調べるよ



LTV

生涯とあるけれど、実際は一定期間にどれだけ使ってくれるか?という見方だよ。
一定期間のお金がわかると、次の事業計画が立てやすいよ。
成長期は新規顧客の客単価を調べたい時、成熟期はリピーターの客単価を上げたい時に考えるよ。


どうやって計算するの?

❶月額課金(サブスクリプション)など定期収入

LTV=年間売上金額×収益率×顧客の継続年数



❷リピーター、複数買い(クロスセル)

LTV=顧客の平均購入単価×平均購入回数



❸品物の価値

LTV=(売上高-売上原価)÷購入者数


どんなことをすればいいの?

サービス
QR決済網など顧客囲い込み
ブランドのアプリ、クーポン
ファンクラブ
店舗
合わせ買い(VMD、レジ前の陳列…)
通販
これを買った人はこれも…という合わせ買い


考察

新規顧客を獲得するより、既存客へのアプローチのほうが簡単という「1:5の法則」の元で考えられているマーケティングです。
しかし、1人の固定客から絞り取るのは宜しくないので、LTVを算出して、「うちの客は、年間これくらい使ってくれる」という客単価を出し、どんなサービスをつくれば良いか、計画をたてやすくします。
とはいえ顧客の囲い込み合戦になると、札束ぶん投げる大手が強いので、中小事業者は「LTVが〜」という小手先で物事を考えず、まずはお金以外のアフターケアを継続したほうが良いと思っています。


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投稿日:2019/11/26
更新日:

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