ひとこと経営用語

ビジネスをわかったふうに

ゲームチェンジャー

               
自分好みの市場をつくってしまうよ



ゲームチェンジャー

市場を席巻するサービスを分析すると4つの型があります。
ゲームチェンジャーになるためには自分好みの市場といえど、人のためになっているということです。
早稲田大学ビジネススクール教授の内田和成さんの著書があるよ。


4つの型

ゲームチェンジャー

プロセス改革型(Arranger)
既存業務を見直す。

コンビニのカフェ
本屋のカフェ
宅配便の無人ロッカー


市場創造型(Creator)
みずから市場をつくる。

冬の下着→ヒートテック
ワイヤーブラ→ブラトップ
こたつ→ダイニングこたつ
普通のメガネ→軽いメガネ


秩序破壊型(Breaker)
新しい儲け方をつくる。

据え置きゲーム機→スマホゲーム
店舗→通販
据え置きサーバー→クラウドサーバー
オフィス→バーチャルオフィス
購入とアフターサポート→サブスク


ビジネス創造型(Developer)
新しいサービスで市場をつくる

ホテル→民泊(エアビー)
タクシー→配車アプリ(Uber、Grab)

考察

欧米は都合よく解釈したりして、自分優位に物事を進めようとします。
仮にゲームチェンジされた側が「ビジネスは道理だ。道理がなっていない」なんて発言をする人がいたとして、果たして、ゲームチェンジをすることが道理ではないのか?というところ。結局、ゲームチェンジが成功するということは市場に、つまりは人に受け入れられているということです。

さて、実際のところ威勢良く「俺はゲームチェンジをする!」と中小零細が大それたことをすると、大手の札束で殴られるので、
「大手さんに乗っかります〜」くらいの気持ちでいたほうが、大半は生きやすいです。
ただし、いつかは勝負しなければならない時があるので、そんな時は、真似できない何かをするか、真似するまでもないとタカを括られる何かをするのが良いです。
世間はジャイキリが好きなので、応援してくれる人もきっといます。

投稿日:2020/01/21
更新日:

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