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[ イラレ ] 放射線デザインをつくり、Tシャツデータに変える

               

イラレで放射線を作った後に、Tシャツの各デザインサイズ向けに切り替える方法です。
パーカー、コーチジャケットなど、ウェアプリント全般に応用できます。


こんな方にオススメです。

線から放射線を作ったが、使いどころがない。
バックプリントで大きい放射線デザインをつくりたい。


Tシャツのプリントサイズをおさらい

シルクプリントを使う場合はこちら

小版  150x150mm
通常版 280x350mm
特大版 350mmx420mm

大体このくらいです。
(各工場によりけり)
インクジェットプリントを使う場合は、紙出力と同じです。

A5 148×210mm
A4 210×297mm
A3 297×420mm

(B版もあります。)
放射線デザインは2色配色になるケースが多いので、シルクプリントの通常版で考えます。

放射線デザインの作り方おさらい

こちらの記事をご参照ください。




内容重複しますが、ポイントはパスのアウトライン化です。



pxで作っている方は一度「㎜」へ切り替え
「ファイル」>「ドキュメント設定」>単位「ミリメートル」



長方形ツールで、シルクプリントの通常版(280x350mm)をつくります。



↓こんな感じでデザインを配置しました。



放射線と長方形を選択して、
「パスファインダー」>「分割」



放射線が割れました。



あとはダイレクト選択ツール(A)で、長方形の外側を削除。

↑できました。

クリッピングマスクでもできます。

長方形をふたつ用意しておいて、



長方形を最前面にして、長方形と放射線を選択。
右クリックからの「クリッピングマスクを作成」



↓こんな状態になるので、前面後面を調整します。



↓できました


分割とクリッピングマスクの使いどころ

分割は確定後、クリッピングマスクは確定前です。
例えば、クライアントに
「放射線の位置変えたい」
と言われた場合、分割なら1からやり直し、クリッピングパスなら解除してやり直し。暫定措置的な使い方をします。
工場にデータ入稿するときは、分割でつくり、全てオブジェクトにしておけると◎です。


Tシャツにイメージ





Tシャツプリントのご案内





長方形デザインと相性の良いウェア



イラレ 放射線の作り方

投稿日:2020/07/27
更新日:

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