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受注販売とは? 販売者目線で考えるメリット・デメリット、やり方、わかりやすく解説

               

こんにちは、ささきや商店です。
一度は耳したことがある受注販売という言葉。この記事では、売り手目線受注販売をどう考えるか、を解説していきます。


こんな方におすすめです。

なぜ受注をするのか知りたい
受注販売の方法を知りたい
クリエイター業の副収入をつくりたい


受注販売とは?

大まかな流れは、こちら↓

受注販売


①試作品をつくる
まずは企画をして、実物を確かめます。
②試作品を売る
実物を撮影して、販売します。
③注文する
主に通販で。一定期間販売して、消費者は商品を注文します。
④作って送る
注文数をつくり、できたら送ります。


ポイントは2つ

生産数量がわかる
初期経費がない



通常販売は物をつくってから売りますが、受注販売は物を売ってからつくります。
お金をもらう前につくるか後につくるか、その差です。

販売の仕方

BASESTORES、海外向けならShopify等の簡易通販システムを利用して、通販ショップを作ります。
受注販売は、期間を記載します



上記の場合、

①4/1 18時 ページ公開
②4/14 18時 ページ閉鎖

を商品詳細に記入します。カートの開け閉めも時間指定できる通販システムもありますが、手動の場合は、グーグルカレンダー等に10分前通知を入れておくと忘れずにできます。


BASEを使った、一番簡単な販売方法の流れはこちらをご参照ください。
[nlink url=”https://sassamahha.me/tips/2020/4251/”]




ショップへの誘導方法は様々ですが、SNSが土台になります。
・Twitter、Facebookのショップ誘導の投稿
・Instagram、TikTokの動画配信でジャパネット方式な販売
・Youtubeでライブ配信時間中の限定販売
等…。
ファン獲得ができていない場合、まずはコンテンツ作りから始めたいところです。


売り手のメリット

生産数量がわかる

受注販売最大のメリットは在庫リスクがないこと。売れた分をつくればよく、ノーリスクです。
通常販売であれば、120個売れると予想して、100~150個をつくります。
対して、受注販売は、120個売れたら、120個をつくればいいのです。
つまり、在庫は『0』で終わります。
(正確に言うと、不良対応を考えて+1%くらいは必要)
商売が苦しくなる原因は過剰在庫です。ここをクリアにできることは大きなメリット。

初期経費が少ない

試作品を作ったら、撮影して、販売するだけです。
金型フィギュアのように、型代10万ほどするグッズ制作はリスクもあります。しかし、アクリルキーホルダーのような、1個3000~5000円ほどで試作できるグッズであれば、万が一売れなくても、1日のバイト分でまかなえます。
そもそも、画像アップロード(試作なし)で販売する方法はリスク0です。


[nlink url=”https://sassamahha.me/tips/2020/3681/”]

売り手のデメリット

客単価が上がらない

受注販売は基本的に、一点売りです。
店頭のように、ついで買い、まとめ買いには至りません。結果、客単価は上がりません。
一点をセット売りしてしまう方法もありますが、高額商品の販売は難しいとだけ言っておきます..。

在庫がない

Tシャツ、パーカーにしろ、プリントの土台となる無地ボディがあります。学生の頃、文化祭や体育祭でクラスTシャツを作った経験があったかと思いますが、世のアーティスト物販Tシャツも元ボディは同じです。
出所(メーカー)が同じということは、他者も在庫を仕入れをします。販売計画の頃に在庫があっても、販売終了いざ生産の場面で在庫がない場合もあるのです。
そんなわけで、受注販売では、在庫を積んでいる、いわゆる『売れ筋在庫』しか使えないということです。


最小生産数を超えられない

↑ならば、「0から作れば良いじゃん!」となりますが、別注生産には最小生産数の設定があります。
万が一、販売数量が最小生産数を超えられないと在庫になるので、ある程度、売数の目処は必要です。
ちなみに「生産数に到達しなければ作らない」という販売方法もあるようですが、消費者満足度を考えたら避けたいところです。

まとめと余談

受注販売は、売り手側からするとメリットの多い販売方法ですが、買い手(消費者)側からするとデメリットの多い商売方法です。
実物は見れない、送料はかかる、返品はできない、と三重苦。
対して、売り手は理由付けをします。
「必要なものだけ作ればいい!」「必要分だけつくることは、エコだ!」..が代表例です。
しかし、きっと注文販売が栄えていたら、ユニクロは潰れ、オーダーメイド店が流行っています。しかし、現実はユニクロ一強。理由は世の中のほとんどの人は、そこにある物を買う人だからです。

①そこにある物(需要)を分析する
②物をつくる
③欲しい人に届ける(供給)

このサイクルが正確であり、速ければ速いほど、物は売れ、売れるところに人が集まります。


受注販売はオーダーメイド側の発想なので、通常販売ありきです。収入+αくらいに思って考えておくと良いと思います。
その点で、クリエイターは、自分を売り(通常販売)、物を売る(受注販売)となるので、相性◎です。



消費者目線も合わせてどうぞ
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記事中のリンク
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Youtuber、インフルエンサーを目指す方はこちらもどうぞ
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副業、起業、デザイナーを目指す方向けに連載記事です。
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投稿日:2020/04/09
更新日:

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