はじめに:生成AIがすごい──でも“納品物”まで考えると話は別
ChatGPTをはじめ、Midjourney・DALL·E・Stable Diffusion…
「画像はAIで一発」と言われても、クライアントワークや量産現場では
- ファイル形式
- カラープロファイル
- 再編集の可否
こうした“納品要件”がついて回ります。
そこで登場するのが Firefly + Adobeファミリー。デザイナー案件を獲得すためには必須要件です。
この記事でわかること
- 生成AIがもたらすクリエイティブワークの変化
- Fireflyで「何ができて、どこが他サービスと違うのか」
- 商用デザイナー視点で刺さる“ベクター編集”ワークフロー
- 無料体験で始めるステップ(Adobe CC アフィリエイト導線)
Fireflyを活用した、商用デザインのコツ
1. Fireflyでできること 4 本柱
機能 | 何がうれしい? | 商用 ○/× |
---|---|---|
Generative Fill(Ps) | 消したい・足したいを自然合成 | ○(商用可) |
Text to Image | キーワード→ラフ案生成 | ○ |
Generative Recolor(Ai) | ベクター配色をワンクリック変換 | ◎ ベクター編集可 |
Text Effects | テキストに質感をのせる | ○ |
結局、クライアントワークでは、「ちょっとこれ直して」「ここをこうしてほしい」など細かい修正が入ります。生成した画像をそのまま使うケースは、雑なマーケでも構わない広告バナーくらいです。
変更前提で生成AIの画像(素材)が作れる。ベクター編集可能は最大のメリットです。
Point:バージョン管理付きの Adobe Stock 権利クリア。
Midjourney などと違い、商用利用ガイドラインが明確 なのでクライアント提示も安心。
2. 他の画像生成AIと“使い分け”するなら?
シーン | DALL·E 3(ChatGPT) | Midjourney | Stable Diffusion | Firefly(Adobe) |
---|---|---|---|---|
アイデアラフを大量生成 | ◎ プロンプト精度高/早い | ◎ 世界観・構図が美しい | ○ 自由度高だがセットアップ必要 | ○ 適度に整理されたラフ生成 |
商用ロゴ/印刷 | △ PNG主体、ベクター非対応 | △ 権利問題/解像度課題あり | △ 商用利用はモデル依存 | ◎ Illustrator連携&CMYK対応 |
写真補正・合成 | ○ 簡単なinpaintingに強い | △ アニメ・ファンタジー・幻想画で圧倒的に強い | ◎ ControlNetで高精度制御 | ◎ Photoshopとのシームレス連携 |
チーム共同編集 | △ 単発生成が基本 | △ Discord限定で共有しづらい | △ 個別環境依存/個人向け中心 | ◎ Adobe Cloudで共有・編集自在 |
※日々の進化が速いため、情報更新が遅いかもしれません。
3. 刺さる!ベクター編集ワークフロー(5分で体験)
- Illustrator を開く → [生成再配色] をクリック
- “街×レトロフューチャー”などキーワードを入力
- 配色パターン10種をプレビュー → 気に入ったものを適用
- アンカーポイントはそのまま!→ 線幅・角丸・レイヤー も保持
- EPS / PDF で入稿 or SVG / PNG でWeb用に書き出し
この時点で“修正指示待ち”にも強いベクターデータが完成。
「AIで作ったけどパスが触れない」という悩みから解放されます。
(後日、記事にします)
4. 実際の使用例(クライアント納品フロー)
- ロゴ案 3パターンを Firefly Recolor で色変換
- 選ばれたデザインを Illustrator で文字調整 → アウトライン化
- クライアント確認後、Pantone置換 & CMYK リンクファイル作成
- 印刷会社へ入稿・Webへ転用(SVG)
結果:最初のヒアリングから 2営業日短縮、修正回数も半分に。
(後日、記事にします)
5. よくあるQ & A
- Q. 著作権は大丈夫?
→ FireflyはAdobe Stock学習+商用OK。生成物もライセンス明記で提示可。 - Q. Midjourneyで出したラフをFireflyで仕上げられる?
→ 可能。画像をPhotoshopに配置→Generative Fillで不要部分を自然合成→Illustratorでトレースの流れが鉄板。 - Q. 無料体験だけで十分?
→ 月間25生成クレジット。試作・提案にはまず十分。継続案件なら有料版へ切替。
まとめ: クライアントワークにFireflyをおすすめしたい
画像生成AIはたくさんありますが、
「クライアントに提出できるか」「商用で使えるか」などビジネスライクのデザインで考えると、選択肢はそう多くありません。
Fireflyは、最初から“納品基準”で設計された数少ないAIツールです。
- IllustratorやPhotoshopと直結
- Adobe Stock準拠の学習モデル
- 商用OK、権利クリア、安心して提案できる
1つのツールで、
「ラフ案 → 修正 → 入稿データ」まで一気通貫。
だからこそ、これからのデザイナーになりたい方や副業でデザイン商売をしたい方にとってはAdobeツールは必須インフラです。
Fireflyができてからは、「動画で基礎は覚えたが、さて何しよう?」というあるある問題が解決しました。広告系人材でAdobeかじったことがある方なら、個人契約して2,3日触ったら、本業のクライアントワークもブーストできると思います。
今まで通り素材を探したり、はたまたAIで素材を作ったり。
Adobeはなかなかお高い買い物ですが、充実したデザイナーライフを送ることができます。
PC1台でどこにいても稼ぎたいと思っている人にはおすすめします。そんな私は15年近くノマド暮らしをしています。(そもそも新卒から日本中を回っていたノマド民)
🌟 7日間無料体験をする
👉 Adobe Creative Cloudをみる
「まずは触ってみてから決めたい」という方にぴったり。
無料期間中に解約すれば、料金は一切かかりません。
リスクゼロで、“自分の未来”を試してみてください☺️
コメント