「気になってる。でもまだ手を出せない。」
理由はシンプル。
「月額費用が高い」とか、「自分に本当に必要か分からない」とか。
はたまた両方が理由か。
会社で使いたいが申請が手間だったり、副業で使う個人利用ならば互換性のあるフリーソフトを使ったほうがいいだろうと思ってもみたり。
8,000円近い月額は、軽くはないですが、
でも、たったひとつの事実を知るだけで、その迷いがスッと消えます。
この記事ではAdobe歴18年の私から、導入を迷っている方へ「最後の一押し」を、お届けします。
背中を押す、たった2つの理由
理由①:「“Adobe”が当たり前の世界にいると、選択肢が一気に広がる」
まずはこれがいちばん大事。
最近ではCanvaやSai、映像系なら中国企業のサービスなど、「あれ、Adobeいらないな」という場面が多々あります。
Web広告素材など簡易的なものや縦型動画ならCanvaいいと思います。(私もよく使う)
ただ、世の中の商業デザイン案件の9割は「Adobe」でやり取りされています。
Web広告やチラシ1枚ならCanvaでpng,pdf形式にしてしまうだけで成り立ちますが、クライアントワークでは1回で決まることはありません。
デザイナーとして商業ベースで信頼される人は「修正の速さ」が第一要件でコミュロスがない「正確さ」は第二要件です。
本業だろうと副業だろうと、7割の成果物を出して、1回修正依頼で10割に近づける人は長く生きています。
私が主戦にするMD(グッズ)案件も、工場への入稿はAdobe必須です。イラレが使えないとそもそも土台に上がることはできませんし、フルカラー案件の修正対応はフォトショが速いです。
- 「aiデータ(Illustrator)で納品してください」
- 「psdでレイヤー分けしてください(Photoshop)」
- 「Adobe使えますか?」が、普通に聞かれる現場
つまり、Adobeを使える=現場に参加できるパスを持ってるってこと。
自分が何を使っているかより、相手が何を使っているか。デザインの共通言語になっている点では唯一無二です。
つまり、Adobeを使ってる=仕事としてデザインをやっている人っていう信頼になります。
理由②:「使いこなせなくてもOK。“持ってるだけ”で価値になる」
「まだ自分には早いかも…」
そんなふうに思う人には外部連携のサービスから考えてみます。
またまた、そもそも、今のAdobe環境は全部自分で一から作ることはありません。
Canvaはプラットフォーム上にテンプレがあるのでわかりやすいですが、Adobeは公式のストック素材もありますし、世界のプレイヤーが素材を作っています。例えば、
- Adobe Fonts:プロっぽいフォントが商用OKで使い放題
- Adobe Stock:高クオリティな写真やテンプレがすぐ使える
- Creative Market:素材販売サイト
YouTubeやUdemyでチュートリアル動画が神レベルで豊富なので、初見で詰まることもなくなっています。つまり、Adobeを導入さえすれば、「なんかそれっぽい」がすぐ形になります。
今ではAdobeの生成AI:Fireflyで素材を作ってから編集というのもできます。
むしろ、商業デザイナーは素材とテンプレを上手に活用しています。
むしろ難しいことは一番初手の「自分自身の型を作る」ところです。
Adobe導入をおすすめしたい人たち
学生(特に就活を控えた大学生)
Macなど学生向けの学割はいろいろとありますが、Adobeの学割は異常に安い。
たとえば、PhotoshopやIllustratorだけじゃなく、AfterEffectsやPremiereなどの動画編集ソフトまで含んだCreative Cloud全部入りプランが、学生なら月2,000円台〜。
それだけで「今のうちに使い倒すしかない」という状態です。
「特に就活を控えた大学生」と括った理由は、社会人になって使うか使わないかはさておき、「Adobeできます」は就職採用においてアドバンテージが高いスキルです。
就活でよくある潤滑油系のくだりで言うと、体育会系ならばキャプテン経験など重宝されると思いますが、新卒で頼りになる人材はディレクションをやりたがる人間より「稼ぎに直結するスキルがある」人材です。
「部長、次の資料作っておきましょうか?」これが最高の潤滑油。
実際、私の大手リーマン時代に新卒入社で入った方がAdobeが使えるというだけで、エース部署の即戦力として重宝されていました。(デザイン理論を知っていたことも高ポイント。)
特に新卒はアシスト業務が多いので、デザインができるという武器をひとつ持っているだけで、配属部署ガチャにて優位になる確率が上がります。
(仮に新卒時点でパワポが使えなくても、イラレの下位互換と思えばすぐ使えるようになる)
また、2:8の法則と言われるように、会社は2割の人材でなんとかなっているというのは本当で、20代のうちに2割側の配属になれると、30代の道は拓けます。
もちろん中小企業やベンチャーなら、スキル上位であればあるほど自らで道を拓けます。
どちらの道を選ぶにしても、地に足のついた人材になる。それがAdobeスキルです。
教職関連職の方々
Adobeの学割は、学生だけでなく教職員にも適用されます。
つまり、学校現場で教材や資料づくりをしている先生方にも、本格的なデザイン環境を格安で導入できるチャンスです。
- 学級通信をIllustratorで整える
- プレゼンをPhotoshopとAfterEffectsで演出
- 授業用の動画編集までPremiereでこなす
といったように、「伝える力」を強化するツールとして、Adobeは最強です。
今だったら、ある程度生成AIに骨子や冊子を作ってもらい、修正はAdobeでくらいのレベルでも良いと思います。
20代の社会人(副業を視野に入れている人)
学生のうちは「就活」の武器。
社会人になると、「副業」や「キャリアの選択肢」を増やすための武器になります。
平日の夜、もしくは休日にできる副業は限られています。
実際、“メディア系”や“デザイン系”の副業は、PC一台で完結するので取り組みやすいんです。
- バナー制作
- 名刺やフライヤーの制作
- 物販デザイン
これらは、Adobeが使える人だけに開かれた副業領域。
冒頭の通り、Canvaでももちろんできますが、商業レベルで副業していくならAdobeが必須です。
営業・マーケ・企画・広報の方なら、Adobeが使えると本業でも即戦力に近づけます。
また、社内で「これ誰か作れない?」っていう資料や画像、めちゃくちゃあります。
コーポレート業務従事者でも、そういうときに「ちょっと作りますよ」って言える人は、自然とチャンスが回ってきます。社内でも働きやすくなるはずです。
3. まとめ
Adobeって、ずっと気になってた人ほど、
実は「今」が一番いいタイミングだったりします。
未来の自分が、「あのとき始めてよかった」って思えるように。
迷ってる今こそ、ちょっとだけ踏み出してみませんか?
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