“お気に入り、チャットで見つかる?”―Daydreamが開く会話型MD時代とは

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会話形式で商品を見つけるDaydreamの試み。まるで営業員と話すように、あなたの好みを理解し提案してくれるこの未来、**OEM提案にも使える?**という視点で追いかけます。


1. 今日のネタ(ニュース要約)

  • 出典Vogue retaildive.com+5vogue.com+5axios.com+5
  • 内容要約:Daydreamはチャットを通じてユーザーのスタイルパスポートを構築し、約8500ブランド200万点超の商品から個別提案を実現する会話型検索プラットフォーム。広告なしで本質的な発見体験を目指す。
  • 注目ポイント
    1. 自然言語で好みや用途を深掘り
    2. ユーザー反応に合わせて動的推薦が進化
    3. EC購買の買い手主導体験への大転換

この動きは、“選ぶ”工程にAIが寄り添う設計を当たり前にします。


2. それぞれの視点でどう考える?

🎨 作り手の視点(デザイナー・商品企画)

チャットで得たユーザーのキーワードをもとに、ノベルティ用のカラーや素材案を複数AI生成。リズム感あるバリエが少人数で簡単に着想できます。

🏢 売り手の視点(営業・販促・店舗)

商談中に「こんなキーワードで」とチャット入力すれば、即時にビジュアル提案。その場で選べる提案ニーズに強く刺さる営業ツールに。

👥 買い手の視点(ユーザー・顧客)

“なんだか自分用に選ばれてる”という体験が購買のドライブに。単なる見せ方ではなく、共感と対話が提案を価値あるものにします。


3. うちでやるならどうやる?

  • ChatGPTでノベルティキーワード(例:夏祭り/リモート会議)を会話形式で掘り起こす
  • GPTが掘り起こしたアイテムを元に、Dall-Eで3案モックアップを作成
  • 同時にGPTから見積書などを連携
  • クライアントの稟議を持って、決定、採用案をチャットに入力いただき、確定。

→ “対話から設計”するOEM行程もAIとの会話で実現


4. 余談のひとこと

toBではないですが、toC側で似たような構想を持ち、夏の暮れくらいには設計始められたらと考えています。toB側はどこのOEMサービスもある程度価格や作り方を固定しているので、AIチャットボットを入れたらすぐ実現させれそう。そういう商材にはいいかなと思います。

個人的にOEM(toB)業は、対話を楽しみながら、あまり人がやらないことをやるのが楽しいので、優先度は低めです。

商売(toC)は、人間を間に入れることで価格が上がるもの以外は大いにAI店員に代わってほしいと思っています。


Jun Sasaki

ソロアントレプレナー。◎MD企画屋 ◯グッズ設計屋 ▲AI 遊び人 △教養メディア屋 ★未来作家| 13年目のひとり法人、㍿英伝堂 代表|だいたいXにいます。
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