企業カルチャーを浸透させる最短ルートは「腹落ちするストーリーを“身につける”こと」。
しかし、社是ポスターを貼るだけでは社員の心までは動きません。
そこで注目されているのが カルチャーグッズ。とくに First Culture Set(入社時やプロジェクト発足時に配布するスターターキット)は、組織の一体感をいち早く生み出す定番施策になりつつあります。
本記事では、オリジナル・メッセージを刻めるブレスレット 「Bonfilet(ボンフィレット)」 の事例を軸に、カルチャーグッズ導入の手順と成功ポイントをガイドします。
1. カルチャーグッズとは?
1-1. ノベルティとの違い
- ノベルティ … 企業外部(見込み顧客・ユーザー)向けの販促品
- カルチャーグッズ … 企業内部(社員・パートナー)向けのカルチャー浸透/エンゲージメント強化アイテム
1-2. 導入メリット
効果 | 具体例 | 指標 |
---|---|---|
ミッション・バリューの理解促進 | 社是をモチーフ化したボンフィレット | 社内アンケート理解度向上率 |
チームビルディング | First Culture Setを同時着用 | 早期離職率/NPS |
SNS発信による社外PR | “#MyBonfilet”投稿 | リファラル応募数 |
2. First Culture Set の設計ステップ
2-1. キーメッセージの抽出
- Purpose(存在意義)
- Value(行動指針)
- Story(歴史・背景)
ポイント:文章でなく 「10文字以内のフレーズ × シンボル」 に落とし込むとグッズに転写しやすい。
2-2. アイテム選定テンプレ
カテゴリ | 目的 | 推奨ロット | 備考 |
---|---|---|---|
ボンフィレット | コアメッセージ常時着用 | 50〜300本 | 名入れ・色変更可 |
ステッカー | デスク周りのパーソナライズ | 100〜1,000枚 | FireflyでAI生成OK |
アパレル(T-シャツ) | イベント/合同研修用 | 30〜200枚 | サイズ展開要確認 |
2-3. 配布タイミング
- 新卒/中途入社:オンボーディング1日目
- 全社Kick-off:期初または新プロジェクト始動時
- バリュー刷新:コーポレートロゴ改訂時
3. Bonfilet(ボンフィレット) 導入事例
3-1. Techスタートアップ A社
- 背景:社員30→100名へ急拡大。バリューの浸透が課題。
- 施策:5色展開のボンフィレットにバリュー5語を刻印し“色で価値観を語る”仕掛け。
- 成果:オンボーディング研修後のバリュー暗唱率 42%→89% に向上。
3-2. 老舗メーカー B社
- 背景:部署間のサイロ化。世代間コミュニケーション不足。
- 施策:創業理念をモールス信号風にデザインし、全社員1,200名へ配布。
- 成果:社内SNSのバリュー投稿数が3か月で 5倍。
4. 成功させる3つのコツ
- ストーリー同梱
- 配布時に「なぜこの言葉なのか」を語るカード or 動画QRを封入。
- 選択の余白
- カラーバリエーションや付属チャームを用意し“自分で選ぶ体験”を作る。
- 継続タッチポイント
- 月1で“カルチャーday”を設定し、着用写真をSlackやSNSで共有 → 習慣化。
まとめ
カルチャーは“掲示”より“所持”で浸透します。First Culture Set としてボンフィレットを中心に据えれば、入社初日から「会社の想いを毎日身につける」仕組みが完成。最小10個から始められるので、スモールスタートにも最適です。
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