【イラレ】色変更の基本。置き換え、探し方、抽出方法など。

デザインをつくる

感覚でできる色変更ですが、地味に時短テクもあり、知っておくと便利◎

こんな方におすすめです。

  • ツールボックスで適当に色選択をしている
  • 色をぱぱっと変えたい

 

塗りと線の色替え

「ウィンドウ」>「カラー」
イラレ カラーツールボックス

まずは、なんとなくの色変更(きっとこれは直感でできる)


左上の矢印をクリックすると、『塗り』と『線』が入れ替わり。
イラレ 塗りと線を入れ替え

『線』色ボックスを上にして、『線』の色を追加。
『塗り』を変える場合は、また『塗り』色ボックスをクリックして上に。


左下の赤い斜線をクリック。色を消します。
イラレの塗り色を消す

時短テク:ボックスの配置を変えずに色替え

色替の度に『塗り』と『線』をクリックするのも面倒…
altを押しながら色を選択すると、下のボックスの色が変わります。

時短テク:塗りと線を同色にする

『塗り』から『線』にドラックドロップすると、同色に。逆も然り。(しかし、あまり使わない)
色の変更5-ドラックドロップで同色

色の選び方

↑はCMYKでしたが、Web素材ならRGBやHSB、グッズなら特色指定も必要です。
そんなわけで、まずは、カラーツールボックス右上のハンバーガーメニュー(三)を選択。
CMYKやらグレースケールやら選べます。


毎度ハンバーガーメニュー(右上の三)をクリックも面倒なので、
shift+スペクトルをクリックで切り替わります。
イラレ 色 スペクトル変更

もっと丁寧に!と言う場合は『塗り』をダブルクリックすると
イラレ 色 カラーピッカー1

カラーピッカー登場。感覚的に色選択できますし、
イラレ 色 カラーピッカー2

スウォッチも便利。
イラレ 色 カラーピッカー スウォッチ

カラーピッカーはWebサイト制作時の16進数(HEX)変換でよく使います。

特色を選ぶ

グッズを扱っているとPantone指定はあるあるなので、イラレの設定方法。
「ウィンドウ」>「スウォッチライブラリ」>「カラーブック」>「Pantone+ Solid Coated」
イラレ 特色

案の定、色数が多すぎるので、手取り早く番号指定。
イラレ Pantone 色 

↓特色になりました。



例えば、グラフィックを作っていて、
顧客「このデザインでグッズ作りましょう!」
業者「グッズはPantone指定なんですよ〜」
自分(‥全色Pantone指定かけるのかー..。)

こんなシーンはあるあるなので、CMYK,RGB,HEXからPantoneの類似色探しにはよく使うかと思います。「HEX PANTONE 変換」検索すれば出てきます。

色を探す

サイトなどを見ていて、
「この色、何色だろう」
そんなときは、色を吸ってみます。
画像をイラレ内に配置。適当な図形を作っておいて、スポイトツール(I)で吸いとってみる。

イラレ 色 抽出

上述の通り、図形を選択して『塗り』をダブルクリック。カラーピッカーでCMYKやHEXコードを見てみます。
Pantoneにしたい場合は、同様に変換ツールで類似色を探します。

便利な色替え

色の一括反転

一個一個色を変えるのは面倒だなという時、
「編集」>「カラーを編集」>「カラー反転」
イラレ 色 反転

↓これが


↓こう
イラレ 白黒 反転

選択しているものすべての『塗り』と『線』の色が反転します。

色の合成

「編集」>「カラーを編集」>「〇〇にブレンド」
イラレ 色 合成

例えば、左右にブレンドなら、
左(青)x右(赤)=中央が紫


上下にブレンドなら
上(青)x下(赤)=中央が紫

彩度を変える

薄くしたい、濃くしたい、そんな時。
「編集」>「カラーを編集」>「彩度調整」
イラレ 色 彩度調整

濃度変更はツールボックスでもできます。
Commandを押しながら、スライダーを左右に。
ひとつひとつ修正せずとも、薄く濃くできます。
イラレ 色 薄くする

 

まとめ

生成AI時代である程度枠は作れるようになりましたが、クライアントワークなら、軽い修正は必ず発生します。

色補正はその代表格なので、時短修正にぜひ覚えてみてください。


👇次の一手をどうする?

▼fireflyと他の生成AIを比較する

▼グッズをつくる

デザインをつくる
スポンサーリンク
sassamahhaをフォローする

    あなたのブランドを強くする。
    OEM向けの「今すぐ使える情報」を、業種別に月1~2回お届けしています。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました