Q:染料プリントのマフラータオルとは?
A:白いタオル生地を染料インクで“染め上げ”ることで、発色と風合いを両立させたオリジナルタオル です。
小ロット追加がしやすく、顔料プリントより生地がゴワつかないのが特長。
1. どんな人・用途に向いている?
お悩み/目的 | 染料プリントで解決できる理由 |
---|---|
少量を追加しながら販売したい | 版を保管すれば 100 枚単位で追加 OK |
タオル本来のふわふわ感は譲れない | インクが繊維内部に浸透するため風合い◎ |
顔料プリントは“タオル感”がない | 表面を潰さないので吸水性が落ちにくい |
2. 染料プリントと顔料プリントの違いは?
比較項目 | 染料プリント | 顔料プリント(インクジェット) |
---|---|---|
発色 | ◯(やや落ち着いたトーン) | ◎(写真・フルカラー向き) |
風合い | ◎ ふわふわ | △ パリッと硬め |
最小ロット | 100〜 | 1 枚〜可 |
版代 | 必要(1色 ¥12,000) | 不要(または各業者による) |
追加コスト | 低 | 中〜高 |
POINT
- “タオルらしさ”重視 → 染料
- “全面フルカラー”や写真再現 → 顔料インクジェット
3. デザインの作り方(Illustrator)
- アートボードを “本体サイズ” で作成
- 幅 115 cm × 高さ 20 cm
- 長方形①:本体サイズ を配置
- 長方形②:デザイン範囲
- 幅 107 cm × 高さ 16 cm
- 2 つの長方形を中央揃え → デザイン範囲をガイド化
- ガイド内にデザインを配置して完成
画像付きデザイン作り方は、記事最下部をご覧ください。
よくある質問:枠いっぱいに色を入れたい!
- 端までベタ塗りすると “にじみ” が出る
- あえてにじみを生かす「カモフラ柄」「スプラッター柄」は好相性
- 完全フチなし×写真再現なら 顔料インクジェット を検討
参照
例えば、こちらのデザイン
染料では、左上ボーダー部分のように、にじみます。

気にしない方ならそのままGO!逆転の発想なら、にじみが気にならないデザインを作ってしまいましょう。例えば…
👇カモフラ
👇スプラッター
4. 価格・ロット・納期一覧(目安)
数量 | 単価 (税別)* | 版代** | 試作費 | 納期*** |
---|---|---|---|---|
100 枚 | ¥632~ | ¥12,000 /色 | ¥10,000 | 試作:約2週間 量産:約2週間〜 |
200 枚 | ¥575~ | |||
300 枚 | ¥530~ | |||
500 枚 | ¥518~ | |||
1,000 枚 | ¥510~ |
* 綿生地の仕入原価高騰により卸値も日々変動します。正確な見積もりはお問い合わせください。
** 白色は版不要。色数が少ないほど版代削減可
*** 工場の繁忙状況で変動。急ぎ案件は要相談
5. 染料プリントが“最強”になるケースは?
- 100〜500 枚クラス:版代を割っても単価メリット大
- タオル本来の用途で使いたい:ふわふわの手触りと抜群の吸水性
- リピートの速い国産製造ライン:今治工場でのプリント。長いツアーイベントや年間販売の小ロットリピートなど、在庫管理をしながら販売したい方に向いています
6. よくある質問(FAQ)
Q. 追加発注は何枚から?
A. 同版を使うなら 100 枚〜 承ります。Q. フルカラーロゴは無理?
A. 3 色以内に分解すれば染料でも再現可。写真系は顔料推奨。Q. 試作だけ頼める?
A. 可能です(¥10,000/約2 週間)。
7. お問い合わせ・見積もり依頼
- STEP1:用途・数量・納期をお知らせください
- STEP2:ラフ・参考画像を添付(手描きOK)
- STEP3:担当者からご連絡します
まとめ ─ “タオルらしさ” を守りつつ小ロット対応なら染料プリント一択
- ふわふわ質感 × 発色:応援・物販・記念すべてに強い
- 100 枚〜の追加がラク:長期物販・在庫リスク低減
- 版色を絞ればコスト最適化:300 枚以下の案件でも戦える

まずはデザイン相談から、お気軽にご連絡ください!
デザインの作り方
サイズはこちら
本体 幅115 x 高さ20 (cm)
デザイン 幅107 x 高さ16 (cm)
デザイン 幅107 x 高さ16 (cm)
イラストレーターで新規作成。
サイズを本体サイズで入力します。
長方形ツールで、再び本体サイズを作成します。
デザインサイズも作成します。
二つのオブジェクト(長方形)ができました。
中央に整列して、
デザインサイズをガイドにします。
デザインサイズの中にデザインを入れます。
完成です。
版代を減らすテク
染料は白いタオルを染めます。つまり、白は版代が必要ないということです。
↓は2版ですが、
↓は1版です。12000円の差が出ます。
300個未満の制作ならご検討ください。
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